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このサイトについて About this site / Profile

このサイトについて-About Me
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はじめに / Profile

日本語教師の資格をとり、学校で教えていたこともありますが、やめました。

その後、おもにオンライン&プライベートレッスンで教えていましたが、忙しくなってしまい、体調を崩し始めたので、お休みしています。ほかに本当にやりたいことをしようと思い、仕切り直し中です。

これから雑記帳ブログとしてゆるゆる更新していく予定です。

下記に「目指すところ」などと掲げてしまっていますが、心身を病み、更新がストップしていました。

子どものころから文章を書くのが好きでした。昔はメモ用紙に、今ではスマホのメモ帳などに、さまざまな文章やメモが溜まっています。

それらをいくつかを、気力のある日に更新していこうと思います。ただのオバサンの雑記帳になるかもしれませんが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

このブログサイトの目指すところ

日本語について、日本語を教えるときの個人的な考え方などについては後述します。

このサイトが目指すところは、

1.日本語中級〜上級者向け、オリジナル会話テキスト(スクリプト)の公開。

会話には、次のような特徴・ねらいがあります。

☆生活の中で使いやすいトピックや実践で使いやすい会話。文化や生活の知識の幅を広げ、ふだんの会話に幅をもたせる。

☆焦点をぐっと絞ったピンポイントな話題、楽しい会話、マニアックな話題を取り入れた会話で、自然に語彙を増やすことができ、さまざまな会話に参加できるようになる。

☆日本語ネイティブと同等のレベルを目指す学習者のための教材として使える。

☆注意点:
執筆者が変わり者ですので、ちょっと変わった会話になっていると思います。普通の会話はあまり多くありません。また、当ブログはアフィリエイトに参加しているため、会話の途中に広告が入ります。

2.日本語を母語としない日本語教師のための、スキルアップとしての活用。

☆日本語が母国語ではないけれど、日本語を教えている先生がいます。
その方たちはみなさん日本語が流暢なだけでなく、日本語を一から学んできたので、日本語を体系的に教えることができます。日本語の文法などを積極的に学ぶ機会のなかった日本語母語話者よりも、学習者にとって何が難しくて、どこでつまづいているのかが理解できる場合が多いです。いっしょに教えるという活動をしていて、彼らから学ぶことは少なくありません。
そのような先生たちのスキルアップとして、教えるときの補助教材になればと思います。

3.日本語を教える(ことに興味がある) or 日本語が好き or 日本の文化に興味がある、すべての人のために。

母語話者かどうか、資格を持っている、あるいは持っていない、そういったことにかかわらず、日本語を教えているすべての方のために、情報発信したいと考えています。日本語が好きな外国人の方、日本に興味があって勉強している方などにも、参考になる何かをひとつでも多くつかんでいただけたらと思います。このブログにたどり着いてくださったみなさまは、きっと、日本語の奥深い魅力になんらかの興味をお持ちの方が多いのではないでしょうか。今の時点ではまだどんなブログに育つかわかりませんが、温かく見守ってくださると嬉しいです。

4.日本語教師を目指す人のモチベーションアップ、プラス、日本人の方には英語の勉強にもなる情報発信になったらいいなと、ひそかに思っています。

日本語会話を作成しはじめたきかっけ

私は日本語教師になろうと決めてから、教材を購入し、勉強を開始して2ヶ月で試験に合格しました。実質2ヶ月かかっていません。どうやって勉強していたか、日本語教師を目指す方のための勉強方法、モチベーションアップにつながるような情報、そして、リアルな仕事の状況なども、少しずつ公開していこうと思います。

ネイティブの日本人でも間違った日本語を使うことがよくあります。そして、間違っていることにほぼ気づかないまま、使いつづけている言葉もあります。私もそのひとりだと思います。教師の身ですから、日々意識しているつもりでも、おそらく気づかないで間違って使っている言葉はあります。あるいは、意味を深く考えないで、なんとなく使っている言葉はたくさんあるでしょう。

この言葉とあの言葉の違いは何?と学習者に訊かれて初めて、そういえばよく知らないで使い分けているなと気づき、調べることがよくあります。調べてみても、じつは曖昧でよくわからないこともあるものです。そんなときは、自分が日頃どのように言葉を使っているか思い出し、文例を調べて、自分なりの使い分けを整理し、言語化して、説明をします。そして、文例や会話例をなるべくたくさん考えて、学習者に提示します。

学習者は、できるだけ正しい日本語を身につけようと努力しています。そのため、なにげなく会話したり、一緒に文章を読んだりしていると、思いがけない質問をされ、こちらがハッとさせられることもあります。

このブログは、上級者だけでなく、日本語を教えている方、日本語や文化に興味のある方にも、読んでいただきたいと思い、書いています。

さきほども書いたように、ふつうの会話テキストではなく、マニアックな感じがするかもしれません。流通している学習用の本は、私が読んでいて、教える側としてもつまらない・・・といってはいけないですが、日頃、矢継ぎ早に飛んでくる上級者の質問やレベルに合うものがなかなか見当たらないときに、なにかもっと、別のテキストがほしいと思い、自分で書いたオリジナルの文章・会話です。

生徒には日本語の上級者が多く、どんな教材を用意すればいいか、試行錯誤してきました。

彼らの多くは日本人と会話してもずっと話を続けることができ、会話の場ではほぼ日本語ネイティブと同等に会話ができます。話し好きの人は、日本人よりも会話量が多い場合もよくあります。

とくに日本語学習に熱心な生徒(仮にAさんとします)の目標は、日本語ネイティブとまったく同じように話すことです。Aさんは非常に流暢に話すことができますが、まだときどき間違いや、知らない単語もあり、完璧に日本語ネイティブと同じような話し方というわけにはいきません。Aさんは、顔の見えない電話で話すときに、外国人であることがバレないくらいのレベルを目指しています。

自分の知っているトピックや情熱をかけているトピックに関しては、日本人よりも話すことのできるAさん。その話し方は、まるでマシンガントーク。誰にも止められません。私も口を挟むことができないほどです。語学の感性に恵まれているので、こんな文法や言葉、合ってるかな?などと一切考えず流れるように話すときは、たいていほとんど日本語の間違いがないのです。

ところが、Aさんは、日本語学校に行ったことがありません。ゼロレベルの日本語力で来日し、最初はすべて身振り手振り、お店の注文は指差しで過ごしていたそうです。

そんなAさんが、いったいどうやって、日本語上級者レベルよりさらに高い、日本語ネイティブに近いレベルの会話力を身につけたのでしょうか?

最初は不思議で仕方ありませんでした。

しかし、そのような外国人の方と何人かお会いするうちに、いくつかの共通点と、どうやったらその言語能力を伸ばせるか?といったことに気づきました。

いくつか挙げてみます。

1.ネイティブと話す。知らない言葉を見たり聞いたりしたら、調べる。
(辞書アプリを使って調べる or 目の前の人や友だちに意味を聞きまくる)

2.聞いたら、すぐその言葉を使う。とにかく話す。実践で使う。話す人がいなければ、一人で何回もリピートする。

3.1と2を繰り返す。話して話して話しまくる。

これは、日本語だけでなく、英語や、そのほかの言語を学ぶときにも同じことがいえるでしょう。

Aさんは言います。

「私の頭の中にある日本語の知識と、話せる日本語は、完全に一致している。」

私たちの英語力はどうでしょうか?

頭の中にある英語の知識は、会話で完全に使うことができますか??

私はいまだにできません・・・

そのため、英語の勉強を再開することにしました。翻訳はずっと続けていましたが、本の出版作業が佳境に入り、英語を学ぶこと自体はしばらくお休みしていました。語学の学習には終わりがありませんが、みなさんといっしょに学び続けていけたらいいなと思っています。

すこしずつ、日本語の会話を英語に翻訳したものを載せていこうと思います。そうすることで、日本語の初級〜中級の学習者にも読みやすくなるだけでなく、日本人の方には英語の勉強にもなるような会話テキストを目指していけたらと思います。

日本語のレッスン・添削など

日本語のレッスン、および個人や企業のホームページ、お店の広告など、日本語の確認・修正を承っております。費用など、くわしくは画面下のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

日本語のレッスンは、子どもから大人まで、日常会話やビジネス会話、仕事で使う日本語の確認など、様々な目的に対応可能です。お子さま向けには、絵本や児童書を使うレッスンもできます。また、小学生・中学生の教科書について、予習・復習などをしたい場合は、ふだん使っている国語の教科書をお持ちください。

公開している会話テキストについて How to use our Lesson Text

公開している会話テキストについて、テキストをそのまま実際のレッスンでご利用いただけます。改変して使っていただいてもかまいません。

授業・レッスン教材としてのご利用でしたら、ボランティアレッスン、対価の発生する対面レッスン or オンラインレッスンなど、レッスン形態を問わず、生徒・教師ともにコピー・配布OKです。メール・スカイプ等で生徒さんとの共有もOKです。

ここに公開しているテキストは、生徒さんのご要望やレベルにあわせて考えたものです。ゼロレベルから中級・上級の方までいらっしゃいますが、中級〜上級の生徒さんの「こういうのがやりたい!」というご要望が特に多く、本やネットを探しても適切なテキストが見当たらなかったので、自分で作ったものです。

様々なレベルの生徒さんがいらっしゃいますし、それぞれに多様な個性・興味をお持ちですので、ご自身の生徒さんに合わせて、(あくまでもこのHPに載せているテキストは参考程度に!)カスタマイズしていただけたらと思います。

急ごしらえで作った会話もあります。たとえば、今日の夜レッスンだけど、こういうテーマでやりたい!という連絡が当日のレッスンの直前に届くこともざらなので、そんな急に言われても、教材ないよ!とも言えず、急いで作成することもよくありました。それを公開するのもどうなんだと自分自身にツッコミ入れつつ、いろんなテキストがあったほうがレッスンが充実するとも思うので、公開しています。作成したテキストの誤り、どう見てもここが変だよ!!という箇所がありましたら、コメント欄または画面したの「お問い合わせ」フォームからご指摘いただけますと幸いです。

学習者の方の、なんでここがこうなってるの?という質問に、その都度ハッと気づいて直したことが何度もありました。本当に感謝しかありません。いつもありがとうございます!!!

著作権は放棄していませんので、公開中の会話テキストをそのまま、あるいは一部のみ改変しただけのほとんど同じ文章を、ご自身で書かれたものとしてHP、ブログ、SNS、書籍などで公開することはご遠慮いただきますよう、お願いします。

長くなりましたが最後にこれだけは読んでほしい。このブログの日本語会話をレッスン等で使う方へ

言葉は音もなく変わるといいますので、私は日本語の表記・言い回しに関する「ゆれ」には寛容です。テキストにもそのゆるさが表れているかもしれません。先生はこれ教えないよね〜という日本語も入っています。いまでもそうですが、学校で日本語を教えていたときも、実際に言葉を使う側として捉えているニュアンスと、教えなければいけない言葉のニュアンスの微妙な違いを感じていました。昔はこの言葉をそんなふうに使ってなかったけど、最近はそういうふうに使われているよね〜、という言葉があり、現代においても言葉は変化し続けています。そのため、プライベートで教えている生徒たちには、できるだけ実際に使っているニュアンスも含めて、教えるようにしてきました。

なぜかというと、本当に吸収の早い生徒は、言語の感覚が非常に敏感で、現代ではどのように使われているのか、微妙なニュアンスまでも知りたがるからです。レッスンを飛び越えた日常生活で、気になる言葉を逐一テキストで送ってきては、「この言葉はこのときこんなふうにつかわれていました」「この言葉とあの言葉の使い分けは?文例を挙げてください」など。何十、何百と矢継ぎ早に繰り出される質問に、細かく丁寧に調べている時間と余裕は、教える側・尋ねる側、どちらにも正直なところありません。

質問者側は、実際に言葉を使っている人(私・先生)の解釈が聞きたいのです。辞書やGoogleで調べればいいでしょうと思うようなことでも、その説明じゃわからないから、先生の感覚で、先生の言葉で説明してほしいと言ってきます。言葉の実践者として、ときには自分の言語感覚を信じ、実際に使っているニュアンスを伝えます(もちろん常に、本当にこれで正しいのかという疑いと、調べる姿勢を持ちながらですが)。

私自身は、コンビニなどバイトの接客で使われる言葉や、ら抜き言葉・さ入れ言葉には敏感なほうだと思います。「食べれます」とか「見れます」というのを見たり聞いたりすると、やはり気になります。しかし、生徒が正しいかどうか聞いてきたら、直しますが、その程度です(でも「ら抜き」等が間違っているとは言わないです。)。

語学を楽しんでほしい、発話をたくさんしてほしい、そして自分も楽しいものがいい、と思ってテキストを作っているうちに、変わったテキストができてしまうこともよくありますが、そのまま載せています。

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