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もともとはクラシックしか聴かない人でした。
いまでも、たまに聴きます。
カッチーニのアヴェ・マリアは、天満敦子さんのヴァイオリンの演奏が好きで、よく聴いていた時期がありました。
たまたま、思い出して検索して、こちらの映像に鳥肌が立ちましたので、備忘録として、綴ります。
DiMaio – Ave Maria di Caccini (Arr. Dardust) [Official Video]
高音が、すごいですね。
Maurizio Di Maioさんというイタリアのカウンターテノール歌手だそうです。
下のリンクからもサンプルが聴けます。
オンブラマイフとか、カロミオベンとか、私も以前声楽を習っていたので、基本のイタリア歌曲として、練習していたことがあります。わりとよく知られた曲を集めたDi MaioさんのアルバムがSpotifyで聴けるのがいいですね。
個人的には、ですね。
さきほど貼ったYoutubeのAve Mariaの動画は、宗教色が強くて見るたびに苦手だなと思うのですが、歌声が美しく、とくに高音が素晴らしくて。
心に響きます。
声が、歌い方が、かなり、好きです。
賞賛したいので、まったくディスるつもりはないのですが、面白い映像として、ついでにご紹介w
こちらの動画は個人的に、突っ込みたくなる動画です。(歌はとても美しいです)
DiMaio – Lascia ch’io pianga (from Handel’s Rinaldo, HWV 7) [Arr. Dardust] [Official video]
オペラ『リナルド』よりアリア「私を泣かせてください」です。
結婚式でもよく歌われる、有名な曲ですね。(ちなみに声楽の先生は、歌詞の意味を当然知っているので、この曲は結婚式で流す曲じゃないんだよね、とよく話していました)
この映像にどうにも違和感があるのは、私だけでしょうか汗
お坊さん(スキンヘッド)のような褐色の肌の男性が、日本の着物のような服装で、アジア系の顔立ちの女性(ファー付きの着物のような服装)とともに登場し、森の中でいい感じになったところに、突然現れるのが、剣道の防具をつけた侍?で、日本刀のような刀を抜き、襲い掛かってきます。まずは男性が切りつけられ、女性は逃げるのですが、追いつかれて、侍(のような人)は女性に刀を振り上げます。そこに、さきほど切られた坊主頭の男性が後ろから現れ、侍を後ろから切ります。坊さん(?)は倒れて意識を失っている女性を見て嘆き、刀で腹を切って自害します。坊さんが倒れたところで、女性は目を開けます。
笑(笑うところじゃないですがw)
な、なんなんだこれは。と思ってしまいました。
なぜ、日本っぽさを映像に入れたかったのかな。。。それにしても、文化的なチェックを入れなかったのか、ちょっと、どうしたらいいんだろう、というのが率直な感想です。
(かなり、とんちんかんな感想だったらごめんなさい。。。)
ど素人の私にはまったくもってわかりませんが、イタリア歌曲は、わけわからんドロドロ、泥沼の歌詞が多いですね。オペラの知識に乏しい私にとっては、余計にわけわからんかったです。それを延々と繰り返し歌わされるのが精神的にきつくなり、声楽をやめたんですね、私。
ま、Di Maioさんの歌が美しければ、それでいいじゃないか。
ともかく、ですね。
Di Maioさんはもっともっと評価されていい歌手だと思いますし、ぜひとも末長く活躍してほしい。
これを読んだ一人でも多くの人に、彼の歌声が届いたらいいな、という熱い思い(?)も込めて、書いてみました。
高音じゃなくても、すてきな歌声です。
ルックス的にもステキですし、もっとたくさんの人に認知されてもいいんじゃないかなぁ、と思います。
調べてもあまり情報のない歌手ですが、今回、あらためて調べてみたところ、Instagramを見つけました。
タイトルにつけた「世界最高レベル」というのは、あくまでも、私の感覚で最高の歌手、ということですので、完全に独断と偏見です。どうぞご容赦くださいませ。
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