PR

うたたね推進委員会(日本語教材・オリジナル詩)

綴る
記事内に広告が含まれています。

会議室、お布団からおフロへ

変更になりました

移動せよ、移動せよ、移動せよ

飲みかけの缶だの、食べかけのおにぎりだの

山盛りの吸い殻だの、洗いものだの

あるべきものがあるべき位置にない

捨てるべきものがそこいら中にあるが

なんと無駄な一文すら

君は部屋に置いてない とは

ようやく一冊のノートと 君の手書きの文字を

見たときの おどろき

余白にどうでもいいような走り書きやら 警句やら

単語のひとつくらい

ふつうはあるものだ

たとえば流れている音楽の

なにげないメモとかさ

余白のない日常なんて、あるかね?

それとも、もはや余白すら見えないのかね?

ねえ君、

わたしはまかせたいのだ

この余白だらけの うたた寝というやつにさ

いっさいをまかせるのだよ

もう、うたた寝さえできれば

なにもかも安心だ

只今うたた寝推進委員会は

こたつ会議を一時中断し

休憩をいたします

お茶を一服

めざめよ、めざめよ、めざめよ・・・


解説

もともと、子どものころから詩を書いていました。小学校で詩を書いて、なにかの賞をいただいたこともありました。先生に一文字、助詞かなにかを直されたので、これはもう自分の詩ではないと思い、賞状を捨ててしまいました。この先生、言葉の感覚ゼロだなと、子どもながらに思った記憶があります。大人の側からしたら、おそらくいやな子どもでした。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

谷川俊太郎 詩集「うつむく青年」
価格:1281円(税込、送料別) (2022/8/12時点)


この詩は、捨てようと思っていたノートの端っこに見つけました。何が書いてあるかわからないくらい、きたない走り書きで、かつて自分で書いたものですが、読み解くのに苦労しました。しかも、全体に斜線が引いてあり、「済み」と書かれていて、なにやら終わりにして、これをなかったことにしたかったのだと思われます。

これを読んで、なんの話だかずっと昔の記憶が蘇ってきました。30代も終わろうとしていたある一時期、ある人物の家に出入りしていました。ブラックな会社に勤めていたのですが、たまたま知り合ったその人が「やめればいいじゃん」と一言いってくれたおかげで、無事に辞めることができました。会社を辞めて時間が空いたので、お礼に家のお掃除や、料理などをしていました。

その家は、足の踏み場もないほどの汚部屋ではなかったのですが、汚くて落ち着かない部屋でした。布団には脱いだ靴下がいつも入っていて、食べ物のカスや、タバコを落として焼け焦げた跡なんかがありました。吸い殻は長いこと捨てずに放置されていました。洗濯をあまりしないで、汚れたものは実家に送っていたらしく、実家から洗濯したものが返送されてきました。


料理といえばたいてい、袋に入ったラーメンを鍋ひとつで作っていました。新聞をとるのはもう止めたと言っていましたが、すでに届いた新聞の束が溜まり、山のように積まれて時間が経ち、虫がわいていました。ベランダ、キッチンの窓、放っておいても汚れる場所というのは家の中にいくつもあるものです。

わたしは片っ端からお掃除しました。行くたびに蜘蛛の巣を払い、洗濯をし、食事を用意し、帰りにはトイレに洗浄剤を落とし、何時間か放置して汚れを落としやすくしておきました。そのころ、わたしはまだ料理があまりできなかったので、作るといっても、カレーとかチャーハンとかおにぎりとか、そういったとても簡単なものでした。そのようなものでも、慣れない料理をつくることは、けっこうたいへんでした。

あるとき、レンジの中で、わたしのつくったおにぎりがカピカピになって、青いカビが生えているのを発見しました。そしてまたあるときは、話の中で、わたしが用意しておいたおにぎり用の海苔を捨てていることがわかりました。おにぎりは食べる直前に海苔を巻くのがおいしいだろうと思い、海苔だけを別でつけておいたのですが、海苔をどうやって巻くかわからないとのことでした。


わたしは海苔はお取り寄せしたものを使っているので、わりと良い海苔がそのような扱いを受けていたことは、カピカピのおにぎりよりもショックでした。ほかにもいろいろと、思い出してもあまり良い気分にはならないようなことがありました。

そうそう、この詩に書いてあるように、わたしのようなメモ魔には信じられないほど、文字というものが部屋にありませんでした。わたしはこれはと思った文章や事柄をとりあえずメモしていたので、いろんなところにノートやらメモ用紙やらが置いてあり、「あら、あのときこんなこと書いてたわ」なんて、振り返ることもときどきありました。そのため、一つの文も単語もなんにも見つからない部屋というのが存在しているのは、すこし驚きでした。

共通の話題がなく、一緒にいてもシーンとしてしまいました。でも、いろんな人がいる、いろんな生活がある、というのを知ることができたので、良い経験だったと思います。

あらたに仕事が決まったとき、その家に出入りするのは終わりにしました。心身ともに消耗が激しく、当初はこのような詩を書けたとは思えませんが、しばらくして気持ちが落ち着いたころに書いたのだろうと思います。

この詩は斜線が引いてあったので、もうなかったことにしたかったのだと思いますが、余白の時間にちょっと読むには面白かったので、捨てる前に書いておきました。

自宅で衣類クリーニングできないorしない方のために

お気に入りのTシャツなどを家で洗濯してビビられたことがありましたが(怒られはしなかった)、おしゃれ着用の洗剤を用意したり、手洗いしたり、洗濯ひとつとっても、なかなか時間のない人には大変ですよね。

まかせられるものは、プロにまかせるのもひとつの手です。

衣類のクリーニングは、お店にいかなくても、いまや宅配でもできる時代です。

ダンボールで自宅に届くクリーニング。家事の効率化のために、利用してみてはいかがでしょうか。
会員数45万人を突破した【リネット】という宅配クリーニングのサイトです。

リネットは、会費を払わない通常会員プランでもシミ抜きが無料です。
プレミアム会員になると、保管特典がつき、衣類に適した方法で保管してくれます。預けた初月+3ヶ月は何着でも保管無料(それ以降は1着につき220円/月)、プレミアム会員費月額390円(税込 429円)です。

新規にプレミアム会員になった方に向けて、全品30%OFFお試し体験キャンペーンをやってるようです。さらに特典も付くので、詳細は、公式サイトを御覧ください。

気になる宅配クリーニング業者さんは、もうひとつありました。

富士山の伏流水と厳選した洗剤を使用したフラットクリーニング。
こちらも宅配クリーニングの業者です。送料無料、お店以上のクリーニング品質とのことで、
大事な衣類をお願いしたいときに良さそうです。

フラットクリーニングは、創業50年以上のサトウ商会という会社が運営されていて、自社工場での一元管理なので、コストも安く抑えられているそうです。

フラットクリーニング独自のこだわりが半端ではなく、「付け洗いで使用しているのは日本三代清流、静岡県駿東郡清水町の柿田川富士山の伏流水を使用し丁寧に。」とのこと。恵まれた環境に工場があるクリーニング業者さんならではのこだわりですね。

さらに、「生地を傷めないように配慮して水温は35〜40℃の適切な温度設定。厳選した洗剤、加工剤、抗菌剤入り洗剤を使用し徹底的に汚れを除去しています」とのこと。

大切な衣類を預け、それがどのようにクリーニングされるのか、使う洗剤まで気になるわたしのような人にはとてもありがたいクリーニング屋さんです。

そして、全サービスしみ抜き無料、
不満がある場合は30日間無料で再洗いや再仕上げ無料、
ボタンが取れかかっている場合はボタンを用意すれば、無料で2個まで対応、
というすごいサービス!

なんと、「染み抜きでは業界でも有名な「不入流(いらずりゅう)」の免許皆伝職人が自信をもって施術」とのこと。(素人のわたしにはもはやどのくらいすごいのかわかりませんが(汗))

さらに。「店舗受付の経験者を中心に検品を実施。衣類の検品状況が確認できる写真撮影やマイページへのステータス更新。万が一ポケットに忘れ物があってもご安心ください。」とのこと。

いたれりつくせりとはこのことでしょう。

サービスは、入荷後最短4日で発送してくれるスピードコース、急ぎでない方には通常コース、最大8ヶ月保管してくれる保管などもあります。サービス利用するにあたって、入会費は一切かからないそうです。

おうちの中のクリーニングも、プロにまかせるととても安心です。

いろいろ見たなかで、いちばんお得な料金設定と感じたのは、ユアマイスターでした。

これについては、また別記事にしたいと思いますが、
お得感があるからといっても、決して手抜きはしない業者さんでした。

実際にお掃除をお願いしましたが、ユアマイスターと提携している業者さんを自分で選ぶことができます。口コミもたくさんあるので、自分の状況に合った業者さんを選びやすいです。

ハウスクリーニングはプロにおまかせ!【ユアマイスター】

For Japanese Learners 日本語を勉強している方のために

This post is
1) poem which I wrote, “nap promotion committee” and
2) about delivery cleaning

うたた寝 : nap

いたれりつくせり(至れり尽くせり):take good care, treat someone real nice

しみ抜き: stain removal

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました